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akimof の日記

酔いどれアキモフは、電気羊の夢を見るか?

待機児童がいるなら、待機障がい者もいるのだ

 

待機児童の問題があるように、待機障害者の問題もあるように感じる。

日中どこへも行けず家の中から一歩も出ない障害者、逆に地域をウロウロしている障害者など、受け入れ体制が整備されていない待機障害者が増えているような気がする。認知症を抱えたまま行方不明になる老人が年間2万人もいる日本という国において、そういった老人問題よりもさらに陽があたっていない身体、精神、知的障害という3障害の人々が日中を過ごす場所は、なかなか確保できていないというのが実状である。

田舎に行くと、地域社会というものがある程度は可視化されているので、障害者の存在は理解が進んでいる面がある。しかし、都市圏の周辺地域では、健常者であっても地域コミュニティというものに関わるといったことが薄いので、当然のことながら障害者の存在というものは理解されているとは言いがたい。

新興住宅地の小・中学校の通学路で出没する障害者は、子どもたちはもちろん、若いママさんたちにとって脅威以外のなにものでもないだろう。本来なら、日中の支援がしっかりしている施設で受け入れていれば良いのだけれど、なかなかそうもいかないのが日本の福祉の現状なのだ。

入居であろうが、通所であろうが、「施設」というものに受けいられることなく、自宅内やその周辺で彷徨うことになっている老人や3障害者たち。さまざまな社会問題の中で、どうしても後回しになりがちな福祉の問題。

家庭や現場は疲弊し続けている。