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akimof の日記

酔いどれアキモフは、電気羊の夢を見るか?

男女の格差105位って、どういうこと?

 

世界経済フォーラムの記事で発表された「男女格差」は指標では、日本は105位という成績だそうだ。政治の格差は118位、経済の格差は104位、健康の格差は34位、教育の格差は91位。ちなみに世界で男女の格差がない国ベスト3は、アイスランドフィンランド、ノルウェーの順位である。

 

ジェンダーリポート2013をダウンロード

http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2013/

 

日本の順位は、先進国では当然のことながら最低レベル。同じくらいのランキングでは男女差別や格差が著しいといわれているアラブ諸国が並ぶという結果になった。このレポートの正確性の議論は置いておいて、このことを日本の女性たちはどう感じるのだろう。

 

僕のいた広告や福祉の世界は、男女差が露骨に出る場所ではなかった。収入や昇格、仕事の内容で差はなく、徹夜するのも同じ、汚い目に合うのも一緒という環境だ。その感覚を元にすると、フォーラムが発表した男女格差105位というのはあまりピンとこない。

 

確かに政治家や経営者に女性が少ないとか、役職に就く女性が少ないということはある。また、おそらくは主婦が家に押し込められてしまう環境や、出産・子育てにまつわる男女の役割の違いなどが、世界基準と違う点がランキングを下げてしまう結果になっているのかもしれない。

 

どこまでランキングが上がれば納得できる社会になるなのかはよくわからない。男性も、そしてこの格差をつきつけられている女性たちも、どれだけ不満なのかもよくわからない。ひとつ言えるのは、男女格差の社会というのは、アジアやイスラム圏がランキングの底部にいることからもわかる通り、西欧の価値観でくくられている指標だということだ。

 

われわれ「地球」に住むすべての人々は、これからの世界運営を、西欧の価値観や白人の決めた世界観だけで進行させるとは合意しているわけではないということを、もう一度きっちりと考えるべきだと感じる。日本において、アイドルやファッションやオタク系文化全般の女性の進出ぶりを考えてみても、あるいは旅や食文化、その他さまざまなレクリエーションへの女性の享楽ぶりを考えてみても、アイスランドや北欧の方面の方が女性が豊かになる環境が揃っていると言われたところで、なんだか腑に落ちない気がするのだ。