akimof の日記

酔いどれアキモフは、電気羊の夢を見るか?

すべて大企業に偏差している

日本の企業は約300万社あって、中小企業がその97〜99%を占めるといわれています。厳密な定義が定まっているわけではないのですが、一応の目安でいうと、資本金3億円以下または従業員300人以下を中小企業と呼ぶらしい。オーナー会社などで従業員が500人くらいいても、資本金が一億円程度のところがありますが、これは中小企業に入るのでしょうね。

新聞やテレビの報道に接していて、あるいは書店で経済・経営本のコーナーに(ほとんど行かないないのですが)行った時に感じるのは、大企業を対象にしたネタがほとんどだということです。従業員の数でいえば7割以上が中小企業に勤めていて、出荷額でいえば半々くらいにも関わらず、いわゆる「会社」の情報や話題を議論する時は、なぜか大企業を中心にしたものになっている。

例えば業績の問題、労働の問題をひとつとってみても、あるいはコンプライアンスや労働環境の面でも、大企業と中小企業では、同じ土俵で話しができないわけなのですが、なぜだか世間的な「会社」や「就労」に関する議論は大企業を軸とした発想のものになっています。

このなんとなく当たり前のようなっている立脚点を、もう少し中小企業にも当てはまるようにずらせないものでしょうか。僕だけが感じていることなのかもしれませんが、この偏りを是正しないと、会社や労働を語るときに一見して理解しあっているかのようでいて実はほとんど意思の疎通ができていない、そんな事態が蔓延しているような気がしてなりません。